カラーやパーマお話し
まずPHとは酸性からアルカリ性の程度を表す単位なのですが
図にあるように、真ん中pH7が中性で、数字が小さくなる方が酸性、逆の大きくなる方がアルカリ性です。
酸性に傾くと収斂作用が働き髪の毛はキシキシになり
酸性が強すぎると髪が分解して溶け出してしまいます
逆にアルカリ性が強いと、髪は柔らかく、キューティクルは開きダメージを与えて、
膨潤し内部のタンパク質が外に流れ出てしまいます。
カラーのもちが悪くなるのもそのせいです
髪がもっとも安定して健康な状態はpH4.5~5.5の間、弱酸性です
が!!
パーマやカラーリング。これらはほとんどアルカリ性のお薬です。
なので、パーマやカラーをした後は速やかに健康な髪の状態(弱酸性)に
戻すことが髪のダメージを抑える事につながります
ではどうやって戻すかというと、いろいろ方法はありますが、美容院によってする所と、しない所があるようです。
主に炭酸泉、酸リンスなどをつかいます(毎日のトリートメントでも等電点に整えるものがある)
酸リンスとは、言葉道り、酸性の薬剤です。おもにクエン酸やレブリン酸、00酸など
配合されたものを使用して弱酸性にもどし髪の毛の状態を安定させ、パーマ、カラーでのダメージの
進行をストップさせることができますが
最後にするのでは最近のカラー剤(透明感がでる)ではパワーが超強すぎるため、染めた数日はコンディションはいいのだけど
パサついてくるのが早いや、スタイリング剤をつけないと収まらなくなってきた、など少しずつ変化が出てき始めます。
安定させるのが追い付いていかなくなっている状態です(´;ω;`)
透明感のでるカラー剤は使えない?カラーの色味を楽しめない?
そんなのは勿体ない!!
ではどうしたらダメージを最小限にしながら、蓄積させずカラーを楽しめるのかは簡単です(^^)
染めながらアルカリ(ダメージに繋がるパワー)を弱酸性に戻してしまえばいいのです
例えばカラーを塗って30分おいて弱酸性に戻すのと
カラーを10分おきながら弱酸性に戻していくのでは
約15分(5分は緩やかに弱酸性にしていくため)違っていきます
たかが15分なのですが、2か月に一回の周期の方ですと一年間で1時間30分 1か月周期の方で3時間分のカラーのパワーが
髪の毛に蓄積している事になるので負担は大きいです(つд⊂)エーン
画像付きの簡単なテストをしました(‘ω’)ノ
カラー剤は混ぜると、ほとんど9~強くて10(アルカリ性)です。
~30分経過~
ほぼPH数値は変わらずアルカリ性のまま
時間が経っても染める力は下がっても、ダメージを引き起こすアルカリ度は残るのです(つд⊂)エーン
なのでカラーをすればするほど髪の毛は傷んでいってしまうのです。
なので!!
負担をできる限り抑えていきます
透明感がでるカラー剤を使用したので、数値は若干高めです
~10分経過~
不思議なトリートメントをいれます
蛍光色になりPH値は8,97で今から緩やかに
髪が一番安定する弱酸性に戻していきます。
もう一つの髪にイイトリートメントを混ぜます!!
5分経過 もうアルカリ性ではないので、ダメージはかかっていません。
緩やかに弱酸性に染めながら戻していきましたので
髪の毛&頭皮の状態はカラーを塗る前に戻っています(^^)
小さな事ですが、コツコツと積み重ねていくことにより髪の毛は以前より確実に良くなっていきます!!
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