ヘアアイロン適正温度

 

今では楽にくせを伸ばしたり、気軽にカールやウェーブをつけたりで活躍するヘアアイロン

 

メーカーの種類も豊富でお手頃のやつから、いいお値段するものまで値段もピンキリです

 

そこで、毎日使っているヘアアイロンの、使う時の適正温度はこれ!というのを解説していきます

 

結論から申し上げると、おススメは約150度~160度です

えっ!そんなに低いのっ!という方もいらっしゃると思いますので、
なぜ「150度~160度」なのかを説明していきます

 

 

なぜ150度~160度なのか?

 

これが今回一番大事な所ですが、髪の毛にアイロンを通した時に伝わる温度の関係です
高ければ高いほど、ストレートアイロンでくせが一発で伸びます カールアイロンも同じく、カールがしっかりつきます

 

しかし、あまりにも設定温度が高すぎると髪にすごく負担がかかります

 

「設定温度 引く 80度~90度」が髪に伝わる温度と言われていますので、
仮に180度や200度で毎日髪に通した場合、約100度近くの熱が髪にかかっている状態になります

 

この状態ですと、髪の毛の表面や内部がどんどんダメージを受けボロボロのスカスカになります

 

ボロボロ、スカスカになると、パサパサしたり、のちに枝毛や切れ毛を起こし、下手する髪の毛が焦げて切れていってしまう事もあります。

 
そうならない為にも、設定温度を「150度~160度」で髪にかかる温度を60度~70度付近に留めておかなくてはならないのです

 

 

ヘアアイロンは温度調節できるものを使ってください

 

髪の毛がだんだん硬くなったなと感じていませんか?

髪の毛はたんぱく質で出来ています

たんぱく質は100度を超えると熱により変形してしていきます

 

食物でいうと代表的なのが、たまご、お肉、大豆、魚類、です
これらは、熱を加えるとだんだん形状が変わっていくことが想像できるとおもいます。

 

卵で例えるとわかりやすいのですが、最初は生卵 熱を加えると 生卵→温泉卵→半熟→ゆで卵→焦げ
要するに温度がどんどん上がったり、長い間、高温にさらしているとあっという間にカチカチのゆで卵になり、行き過ぎると焦げてしまうのです!

 
髪の毛もたんぱく質なので
ヘアアイロンの高温で「180度~200度」毎日ヘアセットをしていますと
髪に伝わる温度が100度を超え始めるとタンパク変性が起き髪の毛の中がカチカチの状態になります
こうなるともう元の髪の毛にはいくらトリートメントをしても無駄になってしまい、のちに 枝毛や切れ毛も増えていき
ヘアカラーも思う色が出ず、パーマも失敗してしまいます

 

なので、この状態にしない為にもヘアアイロンの温度には十分に気をつけてください

 

160度 170度でじっくり通すのは?

実際個人のスピードによるので、どれくらいがじっくりゆっくりの時間かは判断が難しいのですが
あまりにも同じ場所を挟んでいますと、いくら温度を守っていても

 

熱がかかり過ぎて同じ状態になる可能性が非常に高いので、できれば2,3秒以内で動かしながら滑らしていくのがベストです。
補足!ヘアアイロンをする場合は、引っ張らない

 
ヘアアイロンでやりがちなのが、くせをしっかり伸ばしたいから髪を挟んだ状態で強く引っ張りながらすることです
温度が加わっている時は、髪の毛が柔らかく型がつきやすい状態になっていて
強く挟んで引っ張り、離すと反発により収れんされ うねりや、ガサつきの原因になります
よく爪で髪一本をキューっと引っ張って離すと、くりくりの髪の毛になった事はありませんか?
あの状態です。

 
さらにその時髪の表面のキューティクルがめくれ、剥がれ落ち、ガサガサになりそこから枝毛や切れ毛が発生していきます
慣れるまで加減が難しいですが、挟んで引っ張らずに、挟んで滑らすとダメージを最小限に抑えることができます

 

 

ヘアアイロンのプレートにも注目!

ヘアアイロンのプレートに使われている素材として多く用いれられているのが

 

チタン(金属)とセラミック(陶磁器)テフロン(フッ素樹脂)です

その他にも金属プレートの表面にコーティングしたタイプもいろいろあります
プレートの素材いにより、髪への負担や、金額、扱いやすさが変わります

ここでポイントになってくるのが

  • 挟んだ時に滑りが良く、摩擦が少ないか
  • プレートの温度が均一に保てるか
  • 耐久性、耐熱性です

チタン

 

チタンは滑りが良く摩擦が少ないので、ヘアアイロンで挟んだ時に髪への負担が少ないのが特徴です

なので操作性もストレスなく滑らかにアイロンを通すことが可能です
また、耐久性や耐熱性にも優れています
チタン製の物は値段が少し高いものが多いです
ただし、金属製ですのでプレートの温度が均一に保つことが難しく、1回通すたびに温度の変化が著しく変わり、安定するまで時間がかかります

 

セラミック

 

セラミックはチタンと比べ、摩擦が少しあるため使い方によっては髪に負担になることがあります

耐久性や耐熱性は優れています
値段はチタン製と比べ、少し安いです(安いからダメという訳ではありません)
セラミックの最大の特徴は、金属ではないため1回1回の温度変化が少ないのが利点です
プレートの温度変化が少ないという事は、設定した温度が変わりにくいという事です

 

テフロン

 

テフロンは金属の上にコーティングする形のものですので、滑りがよく、摩擦も少なめです

身近でいうと、フライパンなどにも用いられています
耐熱性にも優れているのですが、耐久性は低いのでコーティングが剥がれやすいのが難点です
コーティングが剥がれ落ちたら能力が著しく低下するので、すぐ買い替えてください。値段もそこまで高くはありません
プレートの温度変化は、下地が金属の事が多いためすごく安定するのは難しいです

 

その他のコーティングプレート

その他にもOOプレートと独自のネームが付いているものがたくさんあります
良質な物や粗悪な物もあります
チタンやセラミックやテフロンなども、プレートの構想で大きく作用が違ってきますので

 
例えば

  • チタンだと、温度が変わりやすいので、一回一回時間をおいて使うとか
  • セラミックですと、摩擦があまりかからないように、髪の毛を厚めにとって通すなど

使い方に注意しながらされますと、髪の毛にも負担は少なくなります

 

 

まとめ

ヘアアイロンは今やヘアセットには欠かせない物になっています。
くせ毛のコンプレックスを気軽に解消したり、手触り指通りをよくしたりカールをつけて雰囲気を気軽に変えてみたりと、大変便利なアイテムです
しかし使われるときの温度を間違えると髪の毛にすごくダメージを与えたり、

 

本来の髪の毛をカチカチにして扱いにくく、修復不可能な状態にしてしまいます
そうなると、目に見えずらい髪の中のダメージが蓄積して
楽しみにしているヘアカラーの色の入りや、もちが悪くなったり
パーマがあたりにくかったり、ストレートで痛んでしまったりと悪循環になりますので

くれぐれもヘアアイロンを使う時は 適正温度(150度~160度推奨)で気をつけてお使いください。

 

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